田島弥平旧宅は、田島弥平が考案した近代養蚕法である「清涼育」を行うための建造物で、櫓と呼ばれる天窓付き総二階建ての近代養蚕農家建築の原点になった建物です。「清涼育」は、蚕の飼育には自然の通風が重要であると考え、安定した繭の生産に成功したそうです。1階は住居、2階に蚕室があり、天窓と2階の窓を開閉することで通風を良くし、蚕室の温度や湿度の上昇を防いだそうです。
また、田島弥平は蚕種の輸出も積極的に行なっていて、イタリアへ渡航する際には、渡航中の孵化を防ぐために、冬は北回りで海を渡っていたそうです。昔の人達の知恵はすごいですね。
田島弥平旧宅は、現在も個人住宅なので見学は庭までになっていて、5分程歩いた場所にある田島弥平旧宅案内所で紹介ビデオや資料展示、パンフレット提供を行っているそうです。
[map width=”600px” height=”450px”]群馬県伊勢崎市境島村2243[/map]
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